モユヒビ

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卵巣癌闘病記<3>術後〜告知

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手術後の説明によると

 

 

私の両方の卵巣は、通常だと親指の第一関節ぐらいの大きさなのが

こぶしぐらいの大きさの腫瘍になってたそうです。

 

1つの卵巣は摘出され、残りのもう1つはなんとか残してくれました。

 

一応、この時点ではまだ妊娠可能な体だと・・・・

 

 

 

 

手術で摘出したものを「細胞診」され、結果が分かるのが

2週間後

 

 

 

この2週間、とっても不安で生きてる心地がしませんでした。

 

「癌だったらどうしよう」

 

「私はどうなるんだろう」

 

「大丈夫。大丈夫。」

 

と、自分を励ましたり、最悪の事態を想像したり

2週間がすごく長く感じました。

 

 

とうとう、担当医から結果を聞く日が

 

 

 

 

夫が病院に来て、すぐに夫婦だけで、

担当医の説明を聞きに行きました。

 

 

今でもあの時の雰囲気や空気感は鮮明に覚えてます。

 

 

担当医の口からでた言葉は

 

 

1番恐れていた言葉でした・・・・・。

 

 

 

 

「卵巣癌です

 

   卵巣癌は自覚症状がない恐ろしい癌で、

   見つかったらもう手遅れな場合が多いんです

 

   もゆぅさんは、まだ運が良かったほうです。

    今ならなんとか手術と抗がん剤で・・・・

 

    手術は子宮と卵巣の全部を摘出しなければなりません」

 

「でも、腹水がたまっていたので、やっかいです・・・・

    腹水の中にも癌細胞が散らばってると

 お腹の中のいたるところに癌細胞が飛び散ってる可能性があります」

 

(実際、『腹水』と検索かけると、それはそれは恐ろしい事がたくさん書いてありました)

 

「それに、卵巣はホルモンを分泌するので、ガン細胞がいろんなところへ飛びやすいです」

 

 

 

 

 

もう何を言われてるのか、理解できませんでした

 

夫が真剣な顔で聞いてるのを、ただ泣きながら見てました。

 

体の力は入らなくなり、夫にしなだれかかり立ち上がることもできませんでした。

 

 

「手術はしたくない・・・・・・嫌だ・・・・・嫌・・・・・・」

 

 

「赤ちゃん産めなくなるのは、嫌・・・・・」

 

 

 

 

 

 

正直、「癌」って告知されたことへのショックより

「子供が産めなくなる」と宣告されたほうがショックでした。

 

 

担当医の説明が終わり、一旦落ち着くまで家に帰るようにと言われ

 

 

 

体の力が入らなあまま、夫に抱きかかえられて歩き

病院を後にしました。

 

 

一緒の手術日で一緒の部屋に入院してた1つ年下の女の子と

仲良くなってたので、その彼女が私の結果が出る日に待合室で待っててくれ

 

 

糸の切れたあやつり人形(笑)みたいになってた私を見て

状況を察したみたいで、彼女も泣いてました。

 

 

今思えば、すごく醜態をさらしてたと思います

お恥ずかしい・・・・・・

 

 

 

 

そして家に帰ると、すごくパニックになってしまい

体に異変が・・・・

 

 

体中に大きな湿疹が出てきて、膝なんか曲げれないぐらいに

腫れてきて、痒みもひどくジっとしていられなくなり

 

急遽、病院へ逆戻り

 

 

 

担当医から、精神安定剤も処方され、とりあえず眠るようにと・・・・・

 

 

てか、眠れるわけないじゃん

 

 

頭の中は

 

「癌」→「子宮と卵巣摘出」→「赤ちゃんが産めなくなる」→「なんで、なんでなんよ」

 

とグルグル同じことがまわってばかり

 

 

 

何日間かは、睡眠薬を飲んでも眠れませんでした・・・・。