卵巣癌闘病記<5>2回目の手術〜退院
とうとう、3クールの抗がん剤治療を終え、開腹手術の日。
癌細胞が見つかれば(99%の確立だと)そのまま8時間の手術へ
万が一、見つからなければすぐ閉腹します・・・との事。
すっごく怖くて・・・自分がどんな結果になるのか分からず
不安に押しつぶされそうでした。
手術室までストレッチャーに乗せられ、連れていかれる時に
すでに涙が・・・・
手術室に入ったときには、年甲斐もなく号泣してて・・・・(汗
麻酔科の先生にサクっと麻酔をかけられてしまい(笑
その後の記憶はないです。
「もゆぅさん・・・・もゆぅさん・・・・」と看護士さんの声が聞こえ
目が覚めました。
その時に、お腹の痛みがヘソ下からだったので
「もしかして子宮と卵巣、残ってるかも!!」
そう直感で思いました。
癌細胞が見つかった場合には、胸の間の辺りからメスを入れて
お腹の中を転移がないか、くまなく見るからねと先生に言われてたので・・・
ヘソ下からしか痛くないってことは???と思ってると、すぐに
一緒に入院してて、少し前に退院したOちゃんが
「もゆぅちゃん!!!良かったね!!!良かったんよ!!」
「癌細胞、出んかったんよ!!!!」と泣きながら近づいてきました。
「今、何時??」と聞くと、手術開始から1時間しか経ってなく
「よっしゃ・・・・子宮と卵巣残せた!!」と安心しました。
病室に戻ると、お休みなのにわざわざ駆けつけてくれた看護士さんたちが、
「良かったね!!!頑張ったね!!!」と泣きながら一緒に喜んでくれました。
これで、残りの5クールの抗がん剤も明るい気持ちで頑張れる!
そう思いました。
とは、いってもさすがの抗がん剤は、かなりきつかったです(笑
先生の中では、99%癌が残ってるってゆう見解だったし
油断はできない状態で
たまたま手術中に細胞をとった所からは、癌がでなかっただけで
私の卵巣自体は癌にほとんど犯されてたわけで。。。。
再発防止の為に、キッチリと抗がん剤治療をしなければいけませんでした。
そして、9月14日(私の誕生日に)1回目の手術をしてから
8ヶ月後の4月に退院することができました