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卵巣癌闘病記<6>再発〜手術決断

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退院して、髪の毛も、やっと生えそろい

1年半が過ぎました。

 

 

抗がん剤の副作用が体に残ってるといけないので

子供を作るなら最低1年は期間をあけないといけないと

先生から言われてました。

 

 

 

私も用心して、先生が言ってた1年とプラス半年の期間を空け

そろそろ子供を作ることを考えようと

 

最終チェックの検診へ行き、CT&細胞診&血液検査をしてもらいました。

(退院後も月に何度か検診に行ってました)

 

 

その場の内診では、

「腹水がちょっとたまってるけど、これは風邪とかストレスとかでも

たまったりするから、大丈夫だと思うよ」

 

 

先生の言葉は、さほど気にしてなく、自分の中では

やっと思ってた方向へ進めそうだな~と嬉しい気持ちでいっぱいでした。

 

 

その2日後、友達と映画を見に行って

家に帰ると、留守電が・・・

 

 

 

それは病院からでした。

 

「検査結果で、気になる事があるので、また病院へきてください」

と聞きなれた看護士さんの声

 

 

 

頭が真っ白になりました・・・

 

 

 

次の日急いで、病院へ向かおうと思って

支度をしました。

 

不安とゆうより、ほんと頭が真っ白状態

 

何をどうすればいいのかも分からず

 

でもまだ悪い事と決まったわけじゃないし

 

しっかり気を持たなきゃダメだ!!と

震える手で化粧をしたのを覚えてます。

 

 

夫には、心配かけると思って

詳しいことが分かるまで、黙っておこうと思い

 

母についてきてもらいました。

 

 

 

病院へ着いて、先生の顔色を見ただけで

すぐに良くない事なんだ・・・・と検討がつきました。

 

 

 

「まだ腫瘍とか形にはなってないけど、癌細胞が細胞診で出た」

 

これは不幸中の幸いだから、一刻も早く、そのもとになってる

卵巣を摘出しなければいけない・・・

 

 

そう先生に言われても、実感ゼロ・・・

 

 

今まで体調もいいし、おかしなところもなかったし・・・・

子供だって作ろうと思ってた矢先じゃん・・・・

 

なんでよ・・・・

 

 

涙もでませんでした。

 

 

「先生、ウソじゃろ?これドッキリじゃろ??」と笑いしかでない

どうしても現実に受け止められず、ヘラヘラと冗談言う私に

 

 

真剣な顔をした先生が一言

 

「もう無理だよ?これ以上卵巣残してたら3年はもたないよ?」

 

いつも優しい先生の顔が厳しくなり

胸がズキンとしました。

 

 

その一言で、涙があふれてきました。

 

 

前回も先生の忠告を無視して、自分の納得がいくように

できる限りの事は頑張ってきた

 

 

赤ちゃんを望める体でいたかった・・・・・

 

 

でも、これ以上私のワガママを言ってたら

本当に私死ぬんだ・・・・

 

 

なんだか急に怖くなりました。

「死」が本当に近づいているような気がしました。

 

 

そして、先生と話し合いを重ね、手術をするとゆう方向で

入院を決意しました。